電話を掛ける?

将来への夢,進路は高校生にとって重要な事柄の1つであり,
特に価値観の多様化により「良い就職先」「良い人生」などが昔より広がっている今日においては
“自分らしさ” “自分がしたい”を求める高校生も増えていると感じます.

とはいえ,インターネットなどで手に入る情報は正確性や裏事情などに乏しいことも多く,
様々な高校で大学や専門学校・企業を呼んでの,模擬講義や分野紹介,進路ガイダンスなどが行われるようになっています.
#私が高校生の頃にはそんなものは無かった,と記憶しています.

様々な高校を訪問し,自分の専門分野を面白く(裏事情も交えつつ)紹介したり,理系・工学の楽しさを伝えようとしたり,
高校生へのメッセージなどを語ったり,と本学の教員は積極的に参加をしています.

先日私も高校を訪問し,工学分野や専門である無線通信に関する,楽しい(?)授業をしてきました.
携帯電話の今・昔や,もの作りとは,”バズる”を作り出すには,などで今回は纏めましたが,
高校1・2年生に「電話を掛ける(昔の携帯電話は通話料金が6秒10円的な話)」をしたときに,
教室に一瞬無音が広がったように感じました.

今まで気にならなかったのですが,今の高校生は「電話を掛けない」のだなとしみじみ感じました.
今の高校生は「ラインをする」「インスタに上げる」が主(95%くらい?)で,
「電話を掛ける」ことはほとんど無い,あっても ”ライン通話” でしょうか.

そういう空気を感じ取ることは教員として非常に大事だと常々考えているところですが,
当たり前のようで今まで気づいていませんでした.

私の年齢は上がっていきますが,高校生はいつまでも18歳以下ですから,その差は開く一方.
今後の模擬講義の内容にもしっかり留意しないといけないなと反省しています.

高校生が何を聞きたい,進路を決める上で何が重要と考えているか,何を見せれば進路ガイダンスになるのか,などこれからも精進します.

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